BLW② 大人のご飯に手を伸ばしたら離乳食を始めるサイン
日本では、離乳食を始める基準は「舌の突き出し反射がなくなってきたら」「大人が食べているところをじっと見るようになったら」などの基準があります。
BLWでは6ヶ月を迎える頃から赤ちゃんが手に取れる所に手づかみできる食べ物を置き、好きなように食べたり調べさせたりできるようにします。
- まずは真っ直ぐ座ること
離乳食で気をつけなければならない1番のことは誤飲誤嚥です。
喉に詰まらせないために、椅子にもたれることなくまっすぐ座ることが重要。
自力でおすわりができない場合には大人が腰を支えて座らせると良いです。
- 始めは一緒に食卓を囲むことから
大人がご飯を食べる時に同席させます。
膝の上でも大丈夫です。
赤ちゃんがお腹が空いている場合には先に授乳済ませてから同席させます。
まずは食卓の雰囲気から自然に学ばせましょう。
- 食べ物で遊ばせる
掴みやすい食材を手の届くところに置き、自由にさせます。
始めは3、4種類の食べ物を出すことを提唱者のジル・ラスプレイは勧めています。
量も少量から。
少しずつ増やしていきます。
赤ちゃんがミルクや授乳を望んでいるときは食べ物に興味を示しません。
空腹時は避けましょう。
食べても食べなくても大丈夫。
赤ちゃんのペースに合わせてあげましょう。
食べ物を拒絶した際はまだ必要としていないというサインです。
その場合は無理せず、食卓を一緒に囲むだけにしましょう。
まとめ
- 食事に興味を持つきっかけを作る
- まっすぐ座れるようになってから食べ物を近くに置いてみる
- 誤飲誤嚥、食べ物が喉に詰まることがあることを留意し、目を離さないこと